ピンチはチャンス!?

4月ですね~。
桜の見ごろはあっという間に終わり、子供たちは新しい学年にあがってクラス替えでドキドキして、
大人たちも年度が始まってバタバタして、なんとなくソワソワした空気の4月。
そんな時はグッと腰をすえて仕事に向き合いたいのに、あっちこっちに呼ばれて一緒になっててんやわんやしている
リーダーのYが本日のブログを担当いたします。
ちょっと前にたまたま見つけたイチローさんのインタビューが心に残っているので、
その記事に触れながら書いていきます。
(引用元:https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/853104)


変化は突然
望んでいようが望んでいなかろうが、変化はいつだって突然やってくるもんなんですね。
それはいつも不可抗力で防ぎようのないことだったりします。
世の中の流れで決まってしまうことや、地震や台風なんかの天災なんかもそうだし、
病気なんかは最たる例。
どんなに抗っても強制的に変化を求めてくることってあるんです。


ピンチはチャンス!・・・とは言い切れない
急に変化しなければならない状況に置かれても、
なにかがうまくいっていない。でも、何がどうなれば正解なのかも、正直よくわからないことってよくあるし、
そんな時に、「ピンチはチャンスだよね」なんて言葉を聞いても、それは所詮きれいごと。

でも、イチローさんもそんな風に感じていたそうです。
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よくピンチはチャンスとかって言うんだけど、そんなメンタルには全然なれないです。
そんなに強くなれない、まぁ少なくとも僕はね。
ピンチはピンチだったし、チャンスも割と自分が追い込まれた状態、精神的にね。そういうことも多かった。
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今はまだ「チャンスだった」とは思えない
イチローさんはこうも言っています。
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だけど、後にあのピンチは自分にとってチャンスだったんだって思えることはたくさんあった。
その瞬間は無理だよ、このピンチは実はチャンスなんだとはなれない。
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「これもきっと意味があるんだ」と、頭ではわかっていても、気持ちがついてこない。
自信も持てないし、何をしてもうまくいかないような気がしてしまう。
でも、この気持ちをごまかさずに認めることも、大事な一歩なんだと思います。


今、葛藤があっても、それは意味があること
イチローさんは最後にこう話しています。
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それを超えられたら後の自分が、あの時のピンチとか壁とかいろんな表現があると思うけど、
それは自分を前に進めるためのチャンスだったんだっていう風になる日が来てほしいね。
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その「来てほしいね」という言い方が、すごく良いなと思って印象に残っています。。
無理に前向きになれなくてもいい。
でも、少しずつ、自分のペースで超えていけたらいい。
自己啓発本を読んでも苦しくなったり、SNSでは成功者のキラキラした投稿ばかりが目について、
理想とは違う自分を嫌いになりそうなこともあるけど、
私も、いつかこの葛藤を「必要だった時間だったな」と思えるようになるんだな。


柄にもなくちょっと神妙な内容になってしまいましたが、
歩みをとめなければきっと大丈夫。
がんばりすぎず、でもあきらめずにみんなでがんばっていきます。