働き手不足・人件費高騰の時代に

働き手不足、人件費の高騰。
この数年、キャスティングや人材派遣の現場を取り巻く環境は、どんどん変わっていきます。

「この業界は将来どうなっていくんだろうか?」
この業界にいる人なら一度は考えたことがあると思います。

結論から言うと、
キャスティング・人材派遣の仕事はなくならない。ただし、形は確実に変わると感じています。

今回はそんな重めなテーマで、リーダーのYが語ろうと思います。


人が足りないからこそ、必要とされる仕事

働き手が足りないということは、裏を返せば

  • 繁忙期だけ人が欲しい
  • 特定の条件に合う人を、今すぐ確保したい
  • 正社員では抱えきれない業務が増えている

こうした「スポットで、ピンポイントな人材ニーズ」が増えているということでもあります。

特にイベントやプロモーション、短期・変動型の現場は、
社内だけで回すのが難しく、外部の力に頼らざるを得ません。

この領域において、キャスティング・派遣の役割は、むしろ重要性が増していると感じます。


「人を集めるだけ」の仕事は、もう厳しい

一方で、
「とにかく人数を集める」
「人を右から左へ流す」
そんなビジネスモデルが限界にきているのも事実です。

  • 人件費は上がる
  • 単純なマッチングはシステムやアプリに置き換わる
  • 誰でもできる仕事は減っていく

これから問われるのは
何人集められるかではなく、現場を成立させられるか


これから強いのは「現場を任せられる会社」

将来も選ばれる派遣・キャスティング会社には、共通点があると思っています。

それは
人ではなく、現場そのものを提供できること

  • 運営設計や役割分担まで含めて提案できる
  • 人材一人ひとりの特性を把握している
  • トラブルが起きても、きちんと対応できる

「あそこに任せておけば大丈夫」
この“安心感”は、AIや仕組みだけでは代替できません。


働き手との関係も変わっていく

これからは、登録スタッフを「ただの人材」ではなく
一緒に現場を作るパートナーとして見られるかも重要になります。

  • 無理な現場には入れない
  • 経験や成長につながる仕事を回す
  • 続けてくれる人が正当に評価される

人が残る会社は、結果的に現場も強くなる。
これは年々、はっきりしてきています。


まとめ

キャスティング・人材派遣の未来は、
「人を集める仕事」から
「不確実な現場を成立させる仕事」への進化
だと思います。

楽な時代ではありません。
でも、現場を大切にし、人と誠実に向き合ってきた会社ほど、
この変化の中で価値がはっきりしてくる。

そんな業界であり続けたいし、
そういう仕事をしていきたいと思っています。