繁忙期真っただ中

こんにちはグループリーダーのYです。
10月に入ってだいぶ涼しくなってきてようやく秋がやってきました。
秋はイベント業界の繁忙期。展示会のハイシーズンだし、年末商戦に向けたプロモーションも真っ盛り。
おかげさまで毎日忙しくさせてもらってありがたい限りです。

ただ、忙しいっていうのは、心を亡くすっていう語源があるそうです。
確かに、周りが見えなくなって、トゲトゲするし、思いやりもなくすし、当然ミスも多くなるわけで、
毎日遅くまで働くメンバーたちを見て、繁忙期を切り抜ける心構えだけでも伝えていきたいなと思って、
私が常日頃心がけていることをまとめてみました。

忙しい時こそ自分の時間を大切に

繁忙期こそ、計画的に業務を進めつつ、何よりも心身健康的に過ごすことが大切。
無理な働き方を避けて効率をあげつつも自分を大切にすることで、長期的な視点で見た時に成果を最大化できると思うのです。

「いやいや、そうは言ってもやんなきゃいけない事が山のようにあるんですよ」っていう声が聞こえてきそうですが、
そこを諦めて自分の馬力でがんばるんじゃなくて、めんどうに思ってる作業があれば我慢せずに、
これ便利にならないかなって思いつくことが結構大事。

こんだけ色んな事が進化している世の中、楽になる方法はないかと調べると、結構素敵な機能と出会えたりします。
そこの考え方がめちゃくちゃ大事で、短い時間で高い成果をあげることにつながると思ってます。

AI全盛になっていくこれからの時代、フットワーク軽く新しい技術を触ってみたり、仕組みを考える力は最重要項目です。

仕事とプライベートは両立できる

繁忙期にガッツ満載でがんばる社員を頼もしく思う一方で、
それは一時的に成果があがるかもしれませんが、体調を崩すこともあるだろうし、
そのガッツはずっとは続かずいつかモチベーションが下がって、
長い目で見た時にやっぱりパフォーマンスが下がる可能性が高いです。

私は「プライベートが充実していない人に、いい仕事はできない」という持論があります。
逆もしかりで「仕事が充実していない人に、いいプライベートは過ごせない」とも思っています。

だからこそ、効率的な仕事と休息を両立させることで、繁忙期に高い成果を持続させることができるし、
どんなに忙しくても心を亡くさずに保てると信じています。

自分の場合は・・・

「そんなきれいごと言ってもあなたが誰よりも休日出勤して、深夜残業してるでしょ」
っていう声が聞こえてきました。
私は繁忙期に関わらず以下の事を心がけています。

①タスクの整理と優先順位の見直し
 緊急度と重要度のマトリクスでタスクの優先順位を付けるっていうのは、よく言われている考え方で、
 緊急度と重要度のどちらも高いものから片づけるのがセオリーです。
 でも、私の場合は重要度が低くても秒で終わるタスクは速攻で片づけたくなるタイプです。
 繁忙期は減るタスクより、増えるタスクの方が多い事もあるので、
 少しでも目に見えるタスクを減らしておく事で心を落ち着かせています。

②短時間のリフレッシュ
 自分が何をしているときにリラックスできるか知っておくことが大事です。
 休みの日に昼まで寝てるとか、何もせず気づいたら夕方になってるとか、許せないタイプです。
 土日まともに休めることもなかなかないので、短時間というのがポイント。
 奥さんとの晩酌、子供と遊ぶ、筋トレ、サウナなどなど。
 最近ハマっているのはLOOP通勤。今の時期、すいーっと気持ちいい風を切って最高です。

③チームメンバーとのコミュニケーション
 みんな目の前のタスクしか見えなくなりがちになるので、
 状況を共有して、お互いにサポートしあうことで、チームのポテンシャルを最大限に引き出す。
 これがやっぱりリーダーの仕事ですかね。
 私は社内で寂しがりって言われるけど、チームのメンバーだけでなく、
 社内全体で会話の量は意識してるし、組織は人と人のつながりあってこそです。

まとめると

イベント制作の仕事はお客さんが楽しんでる姿や、クライアントからお礼を言われたときの
「やりがい」や「達成感」は何にも代えがたい体験だし、この仕事の醍醐です。
この体験が私を人間として成長させてくれたとさえ思っています。

だけどやりがいだけではやっていけないこともあるのは事実。
やっぱりみんなが安心して働ける会社、心身ともに健康であり続ける環境が必要なんです。
それが長期的に見て個人にとっても会社にとってもあるべき姿。
持続可能な世界を目指す社会にフィットする組織を作っていきたい。

そんな事を日曜日の誰もいないオフィスでつらつらと書いてみました。
さてと早く帰って家族とご飯たべよーっと。